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2024/11/13 | 脱穀を行いました
今日は5歳児が、種から育てたお米の脱穀を行いました。河内長野市立ふるさと歴史学習館から、4人の指導員さんが来てくださいました。田んぼで干していた稲穂をみんなで担いで運びました。
先ずは子どもたちが、稲穂から一粒一粒手で外していきました。「ちょっとしかできないね!」「これではお腹いっぱい食べられないね!」
ふるさと歴史学習館の方が大切な昔の農具をもってきてくださり、お米作りの歴史と道具の使い方についてお話しいただきました。
江戸時代の農具「千歯こぎ」です。歯の間に稲束を通して引き抜くと、稲穂からポロポロと外れます。
少し進化した「足踏み脱穀機」です。足でペダルを踏むと、歯が付いたドラムが回転してポロポロとお米粒が外れていきます。道具を使うことで一度にたくさんの脱穀ができることを知った子どもたちです。
他学年の子どもたちも、テラスから興味深げに見学していました。
指導員の方から「これからの世の中が便利になるように、みんながいろんなことを考え発見していきましょう。」とお話していただきました。
昔からずっと続いているお米作り。長い歴史の中で発明された様々な伝統道具を使って脱穀するという、貴重な体験をさせて頂きました。部屋での振り返りでは、「脱穀する方法がだんだん進化していくのがわかった!」「ビリビリって外れる時の音が面白かった!」「昔の人は大変だなと思った」など、5歳児なりに考えて言葉で伝えていました。河内長野市立ふるさと歴史学習館の皆様、ありがとうございました。
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