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2022/11/17 | 5歳児・稲の脱穀

今日は秋晴の下、先日稲刈りをした稲穂の脱穀をしました。河内長野にあるふるさと歴史学習館からお二人の職員さんが来てくださいました。「千歯こき」と「足踏み脱穀機」をお借りして、使い方やこれらの農具についての歴史を教えてくださいました。大阪大谷大学の学生さんも応援に来てくださいました。

江戸時代に発明された「千歯こき」は、長い歯がいくつもついていてその隙間に稲穂を通してお米を外します。お米が外れていく感触がよくわかりました。


「足踏み脱穀機」は、足でペダルを踏むことで針金がついたドラムが回転し、そこに稲穂を当てることで脱穀ができます。千歯こきよりも一度にたくさんの稲穂が脱穀でき、歓声が上がっていました。

順番が回ってくる間に、散らばったお米を手で剥いていく子ども達。「やっとむけたよ」一粒一粒の重みを感じているようでした。


「何をしているの・・」と2階のテラスから、脱穀の様子を興味津々に眺めている4歳児さん。来年、覚えてくれているかな・・

発泡スチロールで育てた「つき組田んぼ」のお米は、弥生時代に発明された道具で脱穀しました。

こども園で育って収穫したお米。結いの里で稲刈り体験をしていただいてきたお米。つき組田んぼで育って収穫したお米。すべてのお米の脱穀ができました。

お世話になったみなさん、ありがとうございました。


昔からずっと続いているお米作り。長い歴史の中で発明された様々な伝統道具を使って脱穀するという、貴重な体験をさせて頂きました。お部屋での振り返りでは、「楽しかった!」「ビリビリって外れる時の音が面白かった!」「昔の人は大変だったね!」「今は機械があるからよかったね!」5歳児なりに考えて言葉で伝えていました。

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