子ども達がとても楽しみにしていた、年少の秋の遠足以来の「結の里」。はるかさんから森での約束を聞いて、ベンガラ染めが始まりました。

前日から準備をしてくださっていた、ベンガラ染のスタッフさんが、子ども達に染の工程を教えて下さいました。

輪ゴムを使って”木の布”を、子ども達が思い思いに結んでいきます。

藍色・あかね色・オレンジ色　の3色の染液に浸していきます。一色だけで染めていく子、3色を順番に浸したしていく子。

出来上がりを楽しみにしながら、何度も何度も浸して絞って浸して絞って・・

オリジナルの染め物が出来上がり、自分たちで染め物を干しました。

さあ、森に出発です！　途中焚火に使う木切れを拾っていきます。

森では・・ながーい一本橋を渡ったり・・

マシュマロを焼いて食べたり・・

滝修行をしたり・・

川の上流に探検に行ったり・・

サワガニを探したり・・

森のアスレチックに挑戦したり・・

田んぼに入ったり・・

おやつはゼリー流しですくったゼリーを３つ。

朝から夕方までたくさんたくさん結の里で遊んだ子ども達。はるかさんや染のスタッフさんにお礼を言って、大学のバスでこども園へ帰路につきました。

みんなが染めた世界に一つしかない染め物は、はるかさんや染のスタッフさんがアイロンをかけて、夜の夏祭りの間にこども園へ届けてくださいました。自然豊かな結の里で、普段できない貴重な体験をした子ども達。心も体も振るわせて自らかかわっていこうとする一人ひとりの姿から、子ども達の頼もしさと、”自然”が子ども達にもたらす力の大きさを感じる1日でした。