片方の羽根が折れて、砂糖水だけでひと月間まつ組の飼育ケースにいたアゲハチョウが、今朝子ども達が登園してくると死んでいました。

「ここはみんなが踏んでしまうからダメだね・」「ここはお花を植える場所だからダメだね・・」子ども達は走り回ってアゲハチョウを埋める場所を探しています。

「ここがいい！」子ども達が柳の木の下に決めると、大きなスコップで掘り始めました。「お花が好きだから、お花も一緒に入れてあげよう！」と、園庭に咲いているお花を摘みに行く子の姿も・・

アゲハチョウの上に優しく土をかけ、その上から大好きなタンポポのお花もかけて手を合わせていました。

温かな愛情をもってひと月間見守っていたまつ組の子ども達。命の終わりに遭遇し、子ども達の心がより豊かに育む大切な機会となりました。