3歳児ゆり組さんが昨年園で見つけた青虫。寒い冬の間ずっとさなぎになってゆり組の飼育ケースにいました。突然昨日アゲハチョウに変身！子ども達は大喜び。

飼育ケースの中でずっといててほしいけど、どうやって飼育したらいいのかな・・

そこで、去年の春から数々の幼虫を飼育して、観察して、蝶にかえしていった4歳児もみじ組さんに聞きに行くことにしました。「このアゲハチョウをどうしたらいいですか？」　もみじ組さんは「虫かごで育てることはできないよ」「お花が大好きだから外に逃がしてあげてね」「でも寒い日は死んじゃうよ」「お日様があたっているあたたかい場所なら大丈夫」「ツマグロヒョウモン蝶もそうだったよ」

さすがはもみじ組さん。今までの経験からの話が次々と出てきて説得力を感じました。午後からお日様が指し、園庭はポカポカと春の陽気になりました。ゆり組の子ども達が飼育ケースをあけるとアゲハは舞い上がりました。

お友達の帽子にとまってちょっと休憩・・春の訪れを感じる日差しの中で、教えてもらったゆり組も教えてあげたもみじ組も、自然の感動体験をして進級の手ごたえを感じているようでした。